子供が小児ネフローゼ症候群と診断されて食事のことを気にされる親御さんも多いと思います。私自身もそうでしたのでその気持ちはよくわかります。
- 食べちゃいけないものはあるの？
- 塩分を控えなくてはいけないの？
- おやつは食べられる？
このような疑問を抱えました。ここでは小児ネフローゼ症候群の子供の食事についてお伝えしていきます。
先に結論を言うと、むくみがなければ普通の食事で問題ありません。ネフローゼ症候群の症状が強く出ている場合は、塩分制限や水分制限をすることがあります。
小児ネフローゼ症候群の子供の食事について
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普通の食事を食べられる
腎臓に問題がある場合、塩分制限をしなければならないのかな？と心配でしたが、むくみがなければいつも通りの食事をしています。小児ネフローゼ症候群だからといって減塩しなければならないわけではありません。過剰に意識することはないでしょう。誰でもそうですが塩分が多すぎる食事は控えるべきですが。
特に食べてはいけないものはなく、おやつも普通に食べています。
むくみがひどい時は制限がある
私の長男は入院中はむくみがひどく、塩分制限と水分制限がありました。食事は病院食でしたが減塩の表記がされていました。また、水分も一日にこれだけと決められて、その量を飲んでいました。
退院後は通常の食事に戻りました。家族と同じ食事を摂っています。
食事で一番気を付けたこと
長男の食事で一番気を付けたことは、食べる種類や味付けではなく、食べる量です。
長男は頻回再発性・ステロイド依存性ネフローゼ症候群なのでステロイド（プレドニゾロン）を服用する機会が多く、その副作用でものすごくお腹が減るようでした。食事をしても1時間～2時間ほどで、「お腹が空いた！」とぐずりだします。何か食べ物を与えると、体重が増えてしまうのとステロイドは免疫抑制剤のため虫歯や歯周病のリスクが高まることがあるので、食べる量は特に注意していました。
まとめ
小児ネフローゼ症候群だからといって過剰に食事に気を使う必要はないようです。食べ過ぎはよくありませんが、ラーメンやファストフードも食べています。保育園や小学校でもみんなと同じ食事を摂って問題ありません。シクロスポリン（ネオーラル）を服用している間は、注意が必要です。
心配な時やお子さんの体に変化があった時はすぐに医師に連絡をして、相談してください。