今日も育児お疲れ様です!
今回は子供を叱るときのポイントについてお伝えしてきます。いろいろな育児本にも載っていることをまとめてみましたので、参考になれば幸いです。
Contents
子供を叱る時のポイント
自己肯定感を損なわないようにする
叱るときに最も注意しなければならないことが、子供の自己肯定感を損なわないようにすることです。
- 自己肯定感が高いと、何か失敗をしたときも「自分は頑張れる人間だ」と、諦めずに挑戦することができる。
- 逆に、自己肯定感が低いと、一つの失敗でも「自分は何をやってもダメな人間なんだ・・・」と、自分を否定してしまう。
常に叱られていると、「ママやパパは私(僕)のことが嫌いなんだ」、「自分はダメな人間なんだ」、「自分は生きている価値がない」と、子供の自己肯定感が損なわれてしまい、成長してからマイナスの影響が出てしまいます。
親との信頼関係が大切
抱っこをする、一緒にお風呂に入る、子供の話を聞く、一緒に遊ぶなど、日々の生活の中で親子の信頼関係が築かれていると、親に叱られたときの子供の感じ方にも違いがでます。
- 信頼関係が築かれていると、親は自分のために叱ってくれたんだと感じる。
- 信頼関係が築かれていないと、子供の心に届かない。響かない。親は自分のことが嫌いなんだと感じる
これは親子の関係だけでなく、学校や会社でも同じことが言えると思います。先生や上司との間に信頼関係があれば、たとえ叱られても相手のことを嫌いになったりはしません。むしろ、注意してくれてありがたいと感じることができます。
叱る回数を減らす
叱るときのポイントもお伝えしていきますが、まずは叱らなくていいことは叱らないようにしましょう。叱るって結構エネルギーを使います。叱る回数を減らすことで、子育てのストレスを減らすこともできます。
子供は何度も同じ失敗を繰り返します。一度言ったら次はできるなんてことはありません。ですので、子供は必ず失敗をする、そうやって成長していくと考え方を少し変えてみてください。
私の好きな言葉に「Nobody is perfect」があります。大人だって、完璧に全てをこなすことなんてできませんので、子供に完璧を求めるのはおかしな話です。間違えて、失敗して当然。それが子供です。
叱るときのポイント
脅しは使わない
「おばけが来るぞ」、「怖いおじさんに連れて行かれるぞ」といった脅しはよくありません。子供が大人しくなるので効果があるように感じますが、自分の何がいけなかったのかがわかりません。子供のしたことの何がいけなかったのか、どうしてほしいのかをきちんと伝えてください。
体罰は絶対にしてはいけない
子供を叱るときに、つい手がでてしまうこともありますが、体罰は子供の成長に悪影響を及ぼすことがわかってきています。
- 攻撃性が強くなる
- 反社会的行動に走る
- 精神疾患を発症する
- 言葉や社会性の発達に遅れがでる
体罰を受けて育った子供は、間違ったことをしたら叩いてもいいんだと認識し、友達が間違っていると、そこに危害を加えます。また、大人になってから親に体罰を与えるようにもなります。
しつけだからと体罰を加えるのは決して許されることではありません。子供への悪影響も理解しておく必要があります。
まとめ
- 叱るときに最も注意しなければならないことは、子供の自己肯定感を損なわないようにすること。
- 親子の信頼関係が築かれていると、親に叱られたときの子供の感じ方に違いがでる。
- 叱るときのポイントは、子供を止めて、目を見て、短い言葉で端的に。
- 人格を否定せず、行為を注意し、してほしいことを伝える。
- 脅しは使わない。
- 体罰は絶対によくない。
子供を叱るときのポイントをまとめましたが、自分や相手を傷つける、命の危険を伴う行為でなければ怒鳴ったりしなくていいと思います。
怒鳴ってしまうのは、親の心に余裕がないからです。仕事や家事の疲れ、人間関係のストレスがたまって、心に余裕がないと、普段怒らないことでもつい怒ってしまいます。怒り過ぎたなと思ったら、素直に子供に謝ってください。「Nobody is perfect」です。親だって自分の感情をコントロールできないことだってあります。
子供をよく見ているから叱ってしまうのですから、それだけ子育てに真剣に取り組んでいるともいえます。毎日が大変でイライラの連続かもしれませんが、そういうときはパパに話をしてください。そして、パパはママの話をしっかりと聞いてください。それだけでもストレス解消になります。子育ては二人三脚です。今日も頑張りましょう。