【子供編】歯磨き粉って必要?歯磨き粉を使うメリット・デメリット

私の長男は小児ネフローゼ症候群で、日常生活では感染症に注意をしています。感染症というと風邪やインフルエンザを思い浮かべる方が多いと思いますが、「虫歯」も感染症の一つです。そのため、毎日の歯磨きをしっかりおこなうようにしています。

ここでは、子供の歯磨きについて、特に歯磨き粉のことをまとめました。

子供の歯磨き 【歯磨き粉】

そもそも歯磨き粉は必要なの?

結論から言いますと、歯磨き粉は使っても使わなくてもどちらでも問題ありません。これは子供に限らず大人も同じです。歯磨きをするときに歯磨き粉は必需品のように思われますが、別になくても構わないのです。

歯磨きをする最大の目的は「歯垢(プラーク、歯の汚れ)を物理的にこすり落とすこと」です。そのため歯磨き粉よりも歯ブラシの使い方、ブラッシングの方がはるかに重要になります。

よく歯磨きを浴槽の掃除、お釜洗いに例えられているのを目にします。どんなに高価な洗剤を使っても、スポンジで汚れをこすらなければきちんとは落ちませんよね?これと同じで、歯の汚れも歯ブラシを当ててこすらなければ落とすことはできません。歯磨き粉には歯の着色や汚れを落としやすくする成分も入っていますが、結局は歯ブラシが当たっていなければ意味がないのです。

歯磨き粉 メリット・デメリット

歯磨き粉には以下のようなメリットがあります。

歯磨き粉を使うメリット
  • 歯の着色や汚れを落としやすくする
  • 薬用成分が虫歯・歯周病を予防する
  • 香り成分が口臭を防ぐ
口をゆすぎすぎるとせっかくのメリットが洗い流されてしまうので、軽くゆすぐ程度にしてください。

しかし、歯磨き粉にはデメリットもあります。

歯磨き粉を使うデメリット
  • 研磨剤の研磨力が強いと歯の表面が傷つく
  • 発泡剤が入っていると口の中が泡だらけになり磨き残しが多くなる

以上のようなメリット・デメリットを理解した上で使うことをおすすめします。

我が家の場合

我が家では、歯磨きをするときに歯磨き粉は使っていません。その理由は2つあります。

歯磨き粉を使わない理由
  • 子供が歯磨き粉の味を嫌がるから
  • 発泡剤が入っているものだと口の中が泡だらけになり磨きづらいし、子供が苦しくなるから(特に寝かせて仕上げ磨きをするときに苦しくなる)

イヤイヤ期なんかは特にですが、子供は歯磨きを嫌がります。なんとか歯磨きに注意を向かせようと、子供用の歯磨き粉を使ってみましたが我が家の子供たちには合いませんでした。お子さんによっては歯磨き粉の味が好きで歯磨きをしてくれる子もいると思いますので、試してみてもいいと思います。

歯磨き粉を使うときは、発泡剤の入っていないジェルタイプの歯磨き粉をおすすめします。また、フッ素配合の歯磨き粉を使用すると歯が丈夫になります。

まとめ

  • 大人も子供も歯磨きの時に歯磨き粉を使わなくても構わない
  • 大切なのは歯磨き粉よりもブラッシング
  • 歯磨き粉のメリット、デメリットを理解して使うようにするとよい

我が家では子供の仕上げ磨きの時に歯磨きを使っていませんが、歯磨きの最後に「レノビーゴ」というフッ素が入ったスプレーをしています。ほんのり甘いスプレーで子供達も嫌がらずにやってくれます。そのおかげか?今のところ子供達の虫歯はゼロです。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。