先日、子供とお風呂に入ったときに2歳の次男のちんちんの様子がいつもとちょっと違うことに気が付きました。先端が赤くなって少し腫れているようで、少し痛みもあるようでした。翌日、小児科に連れて行ったところ「亀頭包皮炎」でした。ここでは男の子にはよくある亀頭包皮炎についてまとめました。
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【亀頭包皮炎】どんな病気?なったらどうする?
亀頭包皮炎はちんちんの先(亀頭)と、ちんちんを包んでいる皮膚(包皮)の間に細菌が繁殖して炎症を起こしたものをいいます。
- 軽度のものだとちんちんの皮の先が赤くなる
- 症状が悪化するとちんちん全体が赤く腫れ上がる
- 痒みがある
- おしっこをするときに痛みがある
- おむつやパンツに黄色いうみが付く
亀頭包皮炎の原因
男の子は亀頭が包皮で包まれた状態で産まれてきます。構造上、亀頭と包皮の間に「あか」や「かす」がたまりやすくなっており、おしっこが残っていたり汚れた手でちんちんを触ったりすることで細菌が繁殖し炎症が起こります。
陰部はパンツやズボンを履くことで蒸れやすく、おむつをしていると特に風通しが悪くなるので菌が繁殖しやすい状態になっています。
亀頭包皮炎になったらどうすればいい?
小児科か泌尿器科を受診してください。私の次男の場合は、かかりつけの小児科を受診しました。
デルモゾールG軟膏という塗り薬を処方されました。朝と夜の入浴後の2回塗り、4、5日続けたところ症状はよくなりました。内服薬(抗生剤)を処方されることもあります。
家でできること
亀頭包皮炎はちんちんの不衛生が原因で起こりますので、お風呂のときに洗うようにしてください。子供のちんちんは亀頭が全部見えるまで皮が剥けることはありませんので(成長とともに剥けるようになります)、痛がらないところまで剥いて優しく洗ってあげましょう。お湯をかけたり、泡で洗ってあげる程度で大丈夫です。
ママだとわからないことが多いので、パパにやってもらうことをおすすめします。
まとめ
- ちんちんが赤く腫れ、うみが出ると亀頭包皮炎の可能性がある
- 亀頭包皮炎はちんちんの不衛生が原因で起こる
- 子供が亀頭包皮炎になったら小児科か泌尿器科を受診する
- 亀頭包皮炎の治療には塗り薬や内服薬が用いいられる
- 家ではお風呂のときにちんちんを洗うようにする
次男はこれまでに2回亀頭包皮炎になりました。どちらも塗り薬で治りました。以後、お風呂で注意して洗うようにしたら、今のところ頭包皮炎にはなっていません。
亀頭包皮炎を何度も繰り返すときは包茎の治療をおこなうことがあるようです。ちんちんについてはママは未知の領域だと思いますので、パパが注意して見てあげる必要がありますね。