ネフローゼ症候群の患者は自宅で定期的に尿検査をする必要があります。身体に変化が見られなくても、急に尿蛋白が出ることがあるためです。私の長男は小児ネフローゼ症候群のため、1週間に一度くらいの頻度で自宅で尿検査をおこなっています。
ここでは、ネフローゼ症候群の患者が自宅で尿検査をおこなうときに使う、尿検査薬、試験紙についてお伝えします。
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ネフローゼ症候群 尿検査薬・試験紙
自宅でおこなう尿検査用試験紙では、尿糖、尿蛋白、尿潜血などを測定することができます。ネフローゼ症候群の患者が見るのは、このうちの尿蛋白です。
ドラッグストアに売っている
私は尿蛋白だけ測れる「マイウリエースT」という試験紙を使用しています。テルモの商品で一般のドラックストアで売られています。試験紙に尿を付け、色の変化を見て尿蛋白が出ているか判定するものです。
マイウリエースTは30枚入り(900円程)と50枚入り(1,300円程)が販売されています。私の長男は頻回再発型ネフローゼ症候群で自宅で尿検査をすることが多いので、割安の50枚入りを購入しています。
注意
尿検査試験紙は50枚入りの方が1枚あたりの単価が安くなりますが、湿度が高いところに長期間置いておくと使用できなくなってしまいます。あまり使用頻度が高くない場合は、30枚入りでもいいと思います。
試験紙は切って使うこともできる
1枚25円~30円程する試験紙を節約するために、切って使うこともできます。試験紙を縦半分に切って使えば、倍使えることになります。
試験紙を切るデメリット
- 切るのが手間
- 色の変化が見づらい
ちょっとデメリットもありますので、節約優先の方は試してみてください。