【ワキガ体質】ワキガは子どもに遺伝する?どうやって遺伝するのか解説

ワキガ体質は親から子へと遺伝します。ここではワキガ体質の遺伝についてお伝えしています。

ワキガ体質は優性遺伝する

人間の16番染色体にある「ABCC11」という遺伝子が耳垢の湿りとワキガ体質に関係しています。この遺伝子は優性遺伝するので、両親のどちらか一方の耳垢が湿っていれば、高い確率で子供の耳垢も湿っておりワキガ体質となります。

中学校や高校で遺伝の勉強をした人は下の表を見たことがあると思います。メンデルの法則の優劣の法則です。

Aa
AAAAa
aAaaa

耳垢とワキガ

耳垢の湿りについてもこれで説明ができます。

我が家はパパである私の耳垢は湿っています(湿性、AAかAa)が、ママの耳垢は湿っていません(乾性、aa)。子ども達を見てみると、長男は乾性(aa)、次男は湿性(AAかAa)。長男の耳垢が乾性なので私の遺伝子型は「Aa」となり、次男も同じ「Aa」の遺伝子型になります。

注意
私の耳垢は湿性ですので「AA」か「Aa」となりますが、劣性遺伝子の「a」を持っていないと、長男が乾性(aa)になることはありません。
ママ / パパAa
aAaaa
aAaaa

ワキガ体質についても同様で、「AA」か「Aa」の遺伝子型でワキガ体質になります。

我が家の場合、50%の確率でワキガ体質の子どもが産まれる計算になります。

両親のどちらかが「AA」の遺伝子型だと、子どもは必ずワキガ体質となります。両親がどちらも「aa」の遺伝子型だとワキガ体質の子どもは産まれません。

参考 耳垢型の決定遺伝子ABCC11と中耳真珠腫の発症リスクJ-STAGE

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