子育てという未知の体験をしているママは、日々多くのストレスを感じています。女性と男性では問題に直面したり、ストレスを感じたりしたときの対処の仕方に違いがあります。パパがこの違いを理解し行動することで、ママのストレスを減らし、ママと子供の関係、ママとパパの関係をより良くすることができます。ここでは、ママがストレスを感じたときにどう行動するか、それを踏まえてパパは何をすればいいのかについてお伝えしています。
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パパはママの話を聞かなければならない
女性と男性ではストレスへの対処の仕方には違いがあります。
- 【女性】近くの人に相談し、共感や理解、支えを得ることでストレスに対処しようとする
- 【男性】一人になりたがり、一度距離を置いて解決策を探そうとする
また、女性と男性では問題に直面した時の解決法にも違いがあります。
- 【女性】問題について話し合い、一緒に取り組んでほしいと考える
- 【男性】行動をとる。できる行動がないときは、何かできるようになるまで放っておく
男性はストレスや問題を抱えたときに、一人で行動したり黙っていたりすることがありますが、女性は誰かに話をします。女性にとって、自分の話を聞いてもらい共感や理解を示してもらうことが一番重要なことです。男性はここを理解していません。ですから、ママが望むコミュニケーションがとれていないのです。
パパがママのためにやるべきこと
女性の問題解決法やストレス対処法を理解すれば、パパのやるべき行動も見えてきます。日々の子育てでストレスを感じているママのためにパパがやるべきことは、そう、「ママの話を聞くこと」です。
しかし、上の空で聞いていたり、途中で遮ってはダメです。ママは自分の話を聞いてもらい共感や理解を示してもらうことを望んでいます。真剣に聞いて、「そうなんだ。」、「そんなことがあったんだ。大変だったね。」と共感してください。パパがママの話を聞くことに集中すれば、ママのストレスは軽減されます。
話を聞くことは意外と難しい
ママの話を聞いて、具体的な問題解決案をすぐに言う必要はありません。しかし、男にとってじっと話を聞くことは意外と難しいことです。どうしても、「こうしたら？」、「ああしたら？」と話の途中で助言をしたくなります。これも男性の特徴だから仕方がありませんが、そこはぐっと我慢して、ママの話に耳を傾けてください。
ママが望んでいるのは解決策でななく、共感や理解です。
ママのストレスが減ればいいことがある！
ママのストレスが軽減されれば、子供にとってもパパにとってもいいことがあります。
- 子供がいたずらをしたり、ぐずったりしても優しく接することができる
- パパにも優しくなれて、労いの言葉をかけてくれる
子育てではママの気持ちの安定がとても大切です。ストレスフルな状態だと、子供のちょっとしてことでいら立ち、怒り、手を上げてしまうこともあります。これは子供にとってもよくありません。闇雲に怒られても、自分の何が悪かったのかわからないですし、体罰は子供に悪影響しか与えません。
しかし、ママの気持ちが穏やかで安定していると、同じことでも子供を叱ることなく見ることができます。また、パパへの対応も変わってきます。「いつもお仕事お疲れ様」と労いの言葉もかけてくれるでしょう。
まとめ
- 女性は自分の話を聞いてもらい共感や理解を示してもらうことでストレスに対処しする
- 育児でストレスがたまるママにとって、パパに話を聞いてもらうことが何よりのストレス解消法になる
- パパは途中で話を遮ることなく、最後まで聞き、ママに共感を示す。
パパも仕事で疲れていると思います。仕事から帰ったら子供と遊んだり、家事をするパパもいるでしょう。しかし、ママも同じように疲れています。ママに優しくしてほしいと思ったら、まずは自分から行動を変えなければなりません。家ではママの話を聞いてください。ママのストレスが減れば、パパへの接し方も変わり夫婦関係はより良いものになるでしょう。