私の妻は重度の肩こり持ちです。ママの肩こりを何とかしてあげられないかなぁと思い、いろいろと調べています。今回は子供を抱っこすることと肩こりの関係についてです。
Contents
抱っこと肩こりの関係
保育活動と肩こり
保育士さんを対象にした研究です。
保育活動と肩こり
- 保育士の身体的苦痛で最も多かったのは腰痛、次に肩こり。
- 0歳、1歳児を担当している保育士で抱っこの回数が多かった。
- 抱っこの腕の方向は、左腕による抱っこが最も多い。その理由は、左腕で子供を抱え、右腕で別な作業(物を取る、他の児と関わる等)をするのに便利なためとも考えられる。
- 抱き上げる子供の姿勢と肩こりにはあまり関連がなかった。
- 片腕抱きでは、片側肩こりよりも両側肩こりが多い傾向がみられた。
育児と肩こり
こちらは育児中の女性にアンケート調査を行った結果です。
育児と肩こり
- 妊娠中~産後の育児を行う多くの女性が体の不調を感じている。
- 産後に腰痛と肩こりを感じる女性が多い。
- 抱っこによって痛みを感じる女性が多い。
- 産後に体の痛みを感じた女性の多くはストレッチや貼付薬などのセルフケアを行っており、医療機関を受診するのは3割程度。
- 痛みを感じても何も対処しなかった女性もおり、その理由は、子どもを預けられ ない、痛みが出るのが当たり前だと思った、時間がなかった、我慢すればいいと思ったなど。
パパがしてあげられること ママに自由を
多くの保育士さん、育児中のママが腰痛、肩こりを感じていること、抱っこの負担が大きいことがわかります。体に痛みを感じながら育児をしてくれているママ達に感謝、感謝です。
私が気になったのが、体に痛みを感じても何も対処しないママがいることです。
その理由が、
- 子どもを預けられない
- 痛みが出るのが当たり前だと思った
- 時間がなかった
- 我慢すればいいと思った
この理由を見てママにはもっと自分の体を労わってほしいを感じました。また、パパはママのために自由時間をプレゼントしてほしいとも思いました。
子供を預けられない、時間がないはパパが子供を見ていれば解決できる問題です。平日に一日休みを取ることが難しければ半日休みにして医療機関を受診することができます。最近ではショッピングモールに医療機関が入っていることもありますので、土日のどちらかに受診することもできます。
ずっと子供と一緒だとストレスも溜まり、ストレスが肩こりの原因になることもあります。ママが自由に使える時間を確保してあげることが、パパの重要な仕事のひとつだと思います。
パパがしてあげられること マッサージ
どうしてもママの自由時間確保が難しいのであれば、パパがマッサージをするという方法もあります。
マッサージは夫婦関係をよくするというデータもあるようです。普段、育児に仕事に忙しいとは思いますが、ほんの数分マッサージするだけでもいいと思います。体に触れ、夫婦の会話が生まれることでストレスを軽減することにつながります。